ワラシーのラグラージ紀

ラグラージと共に……

(今更)ポ2オフ優勝構築

 はじめまして、専修大学ポケモン同好会に所属するワラシーと申すものです。普段はラグラージを構築の主軸として、対戦をしています。
 先日は「ポ2オフ」に参加させて頂きましたが、本当に楽しかったです。そのオフ会でのシングル大会で優勝できたので、今回はその時の構築とポケモンの採用意図などを紹介させて頂きます。いつのだよというツッコミはなしで……。そもそも最初の記事がラグラージに全く関係ない。初のブログなので拙いところが多々見受けられると思いますが、最後まで見てくれると幸いです。

パーティ画像
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今回のシングルは、ウルトラサン・ウルトラムーン
のポニ図鑑に登録されているポケモンのみの63シングルで、原種のポケモンも使用可能でした。
それでは個体紹介を。

個体紹介(採用決定順)

カプ・レヒレ@こだわりメガネ

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性格:ひかえめ

実数値(努力値):177(252)-×↓-136(4)-161(252)↑-150-105

特性:ミストメイカ

技構成:なみのり/ムーンフォース/ハイドロポンプ/くさむすび

今大会のKP1位のポケモン
一番の目的はジャラランガZを防ぐことでした。取り敢えず入れとけば活躍できる(と思ってた)、今大会唯一の準伝枠。ルールを見て、外す理由が全く感じられませんでした。基本的に通りのいい技を火力で押し付ければいいので純粋に強かったです。結局の所、ムーンフォースしか打っていないのは内緒。今大会ではSに振ったレヒレが多かったらしいが、自分はレヒレで特に抜きたいポケモンはいないと感じたので、耐久を優先させHCぶっぱとしました。お陰で多めに体力を残せてメガミミロップに勝てたのでこれで正解だったと思います。相手パーティにジャラランガがいたら、取り敢えず裏に入れていました。

選出率:5/9(4位) ……あれ?4位?


ドククラゲ@ミズZ

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性格:おくびょう

実数値(努力値):171(124)-×↓-88(20)-124(188)-141(4)-156(172)↑

特性:ヘドロえき

技構成:ハイドロポンプ/アシッドボム/こごえるかぜ/めざめるパワー炎

対レヒレ最終兵器。
細かい調整が入っていますが、とある育成論を99%パクってます。(1%は努力値の調整をミスしたこと)。最近使って感触がよかったのと、レヒレがトップメタになるだろうから、レヒレ絶対倒すウーマンとして採用。ついでにエルフーンにも強く出られ、こごかぜ+ドロポンZでメガルカリオをとばせます。というか、特殊アタッカーや水弱点は大体仮想敵でした。アシッドボムもあるので耐久型に強いのもGOOD。めざ炎はハッサムやムドーを嫌って採用しましたが、1回も打つ機会がありませんでした。むしろ、ジャラランガギャラドスカイリューといった積みアタッカーとの対面が多かったので、こごかぜが有効な場面がかなり見られました。完全にこごかぜがメインウェポンだった。ただし、火力がカツカツでこごかぜ2回で、マルスケ込みとはいえ、カイリューに耐えられて焦りました。特攻種族値80は低すぎる……。エルフーンのやどりぎを受けて、どや顔ヘドロえきをしたかったです。……というか、今回のルールにめっちゃ刺さってそうだったのに、クラゲをほとんど見かけなかったのは何でだろう……?取り敢えず、相手への動揺は誘えたと思っています。

選出率:8/9(1位) 問答無用のMVPでした。


ヌメルゴン@とつげきチョッキ

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性格:ひかえめ

実数値(努力値):197(252)-108↓-90-178(252)↑-170-101(4)

特性:そうしょく

技構成:りゅうせいぐん/だいもんじ/パワーウィップ/10まんボルト

ご存知、600族の特防お化け。
ポニ図鑑は、全体的に水ポケモンが多かったので、よびみずのトリトドンが流行ると考えました。H振りトリトドンに対し、下降補正無振りのパワーウィップで確定1を取れると知り、ついでにハッサムも焼けるということで採用。特殊アタッカーにした理由は、トリトドンへの役割が持てていたことと、純粋に特殊の方が刺さっていたからです。トリトドンがいれば、ほぼ100%選出していたでしょう。……トリトドンを1匹も見かけなかったんだけどな!

選出率:0/9(6位) まさかの未選出。ただの大きい置物でした。せっかく6V厳選したのに……。

エアームド@ヒコウZ

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性格:いじっぱり

実数値(努力値):141(4)-145(252)↑-160-×↓-90-122(252)

特性:がんじょう

技構成:ブレイブバード/つるぎのまい/アイアンヘッド/おいかぜ

このパーティの地雷(恐らく)。
まさかのASムドーの見参です。耐久型は自分のスタイルにあまり合わないのと、単純にアタッカームドーを使ってみたくてこの型になりました。(ついでに後述のルカリオを見せることによる起点政策型への偽装)。剣舞、追い風を打つ機会には恵まれませんでしたが、ヒコウZは要所で刺さりました。決勝トーナメントの試合では、このムドーがぶっ刺さってて、相手を3タテに近い形でなぎ倒してました。当初は「くだけるよろい」での採用を考えましたが、行動保障の欲しさから「がんじょう」にしてます。本当の理由は色ムドーが頑丈だったからだって?ソンナコトナイデスヨー。くだけるよろいだったら、イージーウィン出来そうな試合もあるにはありましたけど……。

選出率:6/9(同率2位) 取り敢えず選出に入れておいて損はなかったです。

ルカリオ@ルカリオナイト

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性格:おくびょう

メガ後実数値(努力値):145-×↓-108-192(252)-91(4)-180(252)↑

特性:せいぎのこころ→てきおうりょく

技構成:はどうだん/ラスターカノン/しんくうは/わるだくみ

何の捻りもないテンプレの悪巧み型。先制技要因も兼ねての採用。
メガ前のせいぎのこころは妥協です。もともとメガ枠はハッサムヘラクロスを考えていましたが、先輩と考察した結果、素早さや刺さり具合を鑑みてメガルカリオになりました。物理アタッカーにムドーを入れたので、それの兼ね合いで特殊型に。ついでにクラゲのアシボともシナジーが持てるようになりました。(そんなシチュエーションはなかったけど)。気合玉は心臓に悪いので、命中重視で波動弾を選択。積む機会はほとんどありませんでしたが、相手への威圧もあったと思っています。

選出率:6/9(同率2位) パーティ唯一のメガ枠として、一定の活躍は果たしてくれました。

プテラ@きあいのタスキ

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性格:いじっぱり

実数値(努力値):154(個体値28)-172(252)↑-86(4)-×↓-95-182(252)

特性:プレッシャー

技構成:がんせきふうじ/ステルスロック/ちょうはつ/じしん

ごく普通の起点作り型。
メガルカリオの補助が主な役割でしたが、こいつとヌメルゴン以外の刺さりがよかったので、なかなか選出に組み込めませんでした。ポ2オフ前日に思い立って孵化を始めたので、Hの個体値を妥協してます。(次の日にリゾートに置いていたタマゴから理想個体が産まれた)。わざわざ最速を取る必要性が感じられなかったので、Aに補正をかけて火力を挙げてます。左上に配置しておいて、「左上=エース=メガプテラ?」という深読みを狙ってたりもしてます。岩封、ステロ、挑発を確定として、最後の1枠は、メガルカリオのケアとして地震を入れました。

選出率:2/9(5位) ほとんど出せなかったけど、出した試合は仕事してくれました。


まとめ
 特殊なルール下でのバトルで、どのようなポケモンが流行るかを考えることがとても楽しいと感じました。普段のレートではほとんど見かけないポケモンや見かけるポケモンでも特殊な型が見れて、ポケモンの奥深さを改めて認識出来たと思います。予選を4-1+チーム勝利、決勝トーナメントを勝ち進んで優勝出来たのは、仲間や運に救われたのもありますが、自分や先輩との考察で考えた型、ポケモンが刺さったのがとても嬉しかったです。(特にドククラゲが。)
 最後になりますが、ポ2オフの運営の皆さん、参加者の皆さん、最後まで見てくれた読者の皆さん、本当にありがとうございました!機会があれば、またオフ会に参加したいと思っています。